2017年2月13日

大阪府がこのほど、平成29年度に使用する自動車税納税通知書等の送付用封筒に広告を掲載する企業を決定しました。同封筒は大阪府に納める自動車税の納税者約178万件に送付されるとあって、PR効果は絶大なものがあります。

 今回、広告を掲載するのは、東京都港区に本社のある株式会社アド・ベストです。同社は、創業以来どこの媒体社にも属していない独立した広告代理店で、クライアント企業に役立つマーケティング支援を展開している会社です。
 自動車税納税通知書の送付用封筒に広告を掲載することについて大阪府は「広告事業そのものは府の新たな財源を確保することを目的としています。それによって府民サービスの向上と地域経済の活性化に役立てるとともに、広告主に地域貢献の機会を提供するという目的もあります」と説明しています。
 大阪府では、今回の広告主を平成28年12月22日から平成29年1月31日にかけて募集を行い、別途広告掲載審査委員会を設けて審査を行いました。その審査では、広告掲載希望者の中から最高の価格(府が示した予定価格は160万円以上)を提示した企業・団体のうち、申込書に記載された広告内容が広告掲載要綱に則っているかどうかなどを調査したうえで広告主が決定されています。
 企業広告が掲載される自動車税納税通知書送付用封筒の当初発送は、平成29年5月上旬を予定(再送分は平成29年10月上旬)していて、自動車税督促状送付用封筒については平成29年7月中を予定しています。発送件数は各封筒合計で約178万2,000件とされています。

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